ルイボスティーとの幸福な出会いと別れ

妊娠がわかったとたん、激しいつわりに襲われました。特に水の匂いがだめで、うがいをするとまた吐き気に襲われるほど。水分だけでも摂らないと脱水症状のなってしまうので、お茶をにして飲もうと思ってもカフェインが気になるし、かといってスポーツドリンクは大量の砂糖が入っていてカロリーが気になるしでほとほと困っていたところ、定期検診で訪れた産婦人科で出された「お茶」が、運命の出会いでした。その日も朝から何も口に出来ず、ふらふらになって病院を訪れたのですが、受付をしてくれた年配の看護師さんが、あまりに具合が悪そうな私を心配して、個室に呼んで温かいお茶と小さな羊羹を出してくれました。嬉しい反面、きっと喉を通らないので困ったと思いましたが、せっかくのご好意をむだにするのもはばかられ、思い切って口をつけました。すると、ちょっと紅茶に似ているけれど薬臭い香りにすっと胸が軽くなりました。これか私とルイボスティーとの出会いでした。胃の中で蠢いていた何かがなだめられ、静かになったようでした。つわりはその後もけっこう長く続きましたが、これをきっかけに、水分だけはちゃんと摂ることができるようになりました。ノンカフェインということで出産後も飲み続けたおかげか、母乳も十分に出てましたし、産後おこりがちな便秘とも無縁でした。以来、手放せなくなり今でも愛飲しています。